学校で学びたい歴史 新装版
著者:齋藤 武夫
ISBN:978-4792607050
判型:四六判/並製
定価:1870円(税込み)
幻の名著復刻!
本書で歴史を学んだ子供たちは、歴史大好き、日本大好きになり、日本人に生まれた自分に誇りを持つことができます。
本書が育てる「自己肯定感」は子供の情緒を安定させ公共心を育み、子供たちに生きる力を持たせます。
●本書の授業で追試すべての教師が以下の成果を生み出します。
1 子供たちが歴史大好き・日本大好きになります。
2 日本人に生まれた自分に誇りが持て、健康な自己肯定感が育ちます。
3 先人の苦悩や決断を追体験し、事実に基づいた歴史的思考力と討論する力が育ちます。
4 歴史が「他人事」ではなくなり先人・先祖への感謝が育ちます
5 民主主義を支える健康な愛国心、皇室への敬愛、主権者としての自覚が身につきます。
6 命のバトンと国づくりのバトンを受け継ぎ「自分の番」を生きる姿勢が育ちます。
目次
【新装版のための前書き】
【まえがき】
【本書の構成・表記について】
第一章 歴史入門の授業
「歴史の中にはご先祖様が生きている」
——命のバトンと国づくりのバトンを受けつぐために 19
◆授業づくりの話……20
◆授業の実際……22
一 歴史人物を何人知っていますか?/二 系図という資料がある/三 自分の系図を書いてみましょう/四 私のご先祖様は何人いるのだろう?/五 歴史の中には、たくさんのご先祖様が生きていた/六 不思議なことがある/七 命のバトン
◆子供たちが学んだこと……44
第二章 聖徳太子の授業
「仏様か、神様か」——外来文化と伝統を統合した日本 47
◆授業づくりの話……48
◆授業の実際……53
一 仏教伝来という問題/二 日本初の政策討論会/三 仏教論争を解決した天才=聖徳太子
◆子供たちが学んだこと……88
第三章 続・聖徳太子の授業
「遣隋使の国書」——中華冊封体制から自立した日本 93
◆授業づくりの話……94
◆授業の実際……100
一 遣隋使の国書/二 皇帝の怒り/三 聖徳太子の考え/四 もう一つの国書
◆子供たちが学んだこと……116
第四章 鎖国の授業
「西洋とどうつきあうか」——日本の安全を脅かしたキリスト教問題の解決 119
◆授業づくりの話……120
◆授業の実際①……124
一 西洋とどうつきあうか/二 秀吉の考えたルール/三 秀吉VSフェリペ二世
◆授業の実際②……142
一 西洋とつきあうためのルール/二 ルールを考えた子供たち/三 江戸幕府がつくったルール「鎖国」
◆子供たちが学んだこと……156
第五章 明治の改革の授業
「廃藩置県に賛成か反対か」——武士の自己犠牲で実現した統一国家日本 159
◆授業づくりの話……160
◆授業の実際……164
一 維新の三傑の不安/二 廃藩置県についての意見/三 武士階級の自己犠牲
◆子供たちが学んだこと……184
第六章 昭和の戦争の授業
「東京裁判について考える」——戦争の勝者が敗者を裁いた 189
◆授業づくりの話……190
◆授業の実際……193
一 東京裁判の基礎知識/二 裁判で戦わされた主張/三 東京裁判を「裁判」として検討する/四 東京裁判を評価する意見/五 最後の二つの問い
◆子供たちが学んだこと……224
終 章 教育内容と指導計画の提案
「わが国のあゆみ」の大きな物語 229
感想文集「日本の歴史を学んで」 247
【あとがき】