家康の築いた江戸社会

歴史小名木善行

家康の築いた江戸社会

著者:小名木善行

ISBN:978-4792607371

判型:四六判/並製

定価:1870円(税込み)

2023年NHK大河「どうする家康」で話題の江戸時代を小名木善行が、ねずさん史観で解説!天海僧正が創り上げた呪術都市江戸。身分で縛られた士農工商はウソ!庶民は自由に生活を謳歌していた。世界一安全で、清潔かつ衣食住にも恵まれた江戸はこうして作られた!

・「越後屋そちも悪だのう」は存在しなかった
・悪代官は実は優秀な官吏のこと
・商工農士、江戸時代の金持ちは身分と逆
・さらにその上にあったのは穢多非人
・「生類憐れみの令」は綱吉以降も江戸時代が終わるまで引き継がれてきた
・切り捨て御免はなかった。

目次

はじめに 歴史と歴史学

第一章 政治と暮らし
1―1 輪中と平田靱負(ひらたゆきえ)
1―2 仏教と儒教と国学
1―3 大名と殿様
1―4 生類憐れみの令
1―5 上杉鷹山と鯉の飼育(各藩の産業育成)
1―6 江戸の水道井戸
1―7 【コラム】士農工商穢多非人

第二章 武士の暮らし
2―1 知行とは何か
2―2 悪代官
2―3 赤穂浪士の討ち入り事件
2―4 江戸の数学
2―5 武家文化としてのお能と殿様
2―6 【コラム】天国と極楽浄土

第三章 町方の暮ら
3―1 江戸の寺子屋教育
3―2 現金送金とイザベラ・バード
3―3 清水次郎長と江戸時代の凶状旅
3―4 寄席と話芸

あとがきにかえて