『古事記が秘めたスサノヲの謎を解く!』

スピリチュアル羽賀ヒカル,鎌田東二

著者:羽賀ヒカル 鎌田東二

ISBN:978-4792608002

判型:四六判/並製

定価:1980円(税込み)

故鎌田東二と羽賀ヒカルの対談、これにて終結!
伊邪那美の死、黄泉の国、祓い、そして須佐之男をひも解く!
出雲魂とは、勝ち続ける力ではなく、敗れてもなお形を変えて生き続けるあきらめない力である。

【目次】

まえがき「古事記は魂のふるさと」

第一章 はじまりとしての“死” 〜伊邪那美の死と黄泉の国
リアルな表現の中のシンボルを読み解く 
身体部位と八神の結びつき 
黄泉国での黄泉戸喫と八雷神 
禁忌と恥の概念 
死体から生まれる神々と「恥」の感覚 

第二章 男性性の弱さと女性性の強さ 〜黄泉の国からの脱出
リアルな表現に込められた象徴性 
〝見るな〟のタブーは世界共通か 
男女関係だけでは人生を癒やせない理由 
日本人独特の「辱」という感情 

第三章 宇宙創生の流れを秘めた神話 〜禊と祓い
災いを断ち切る手続きとしての神事 
浄化と成長のプロセス―禍津日神と直毘神 
その正体が分からない、謎の神 
海の神―綿津見神・筒之男命 
天照・月読・須佐之男が生まれた場所の意味 
三神の象徴と日本神話のクライマックス構造 

第四章 人間にとっての三貴神 〜天照、月読、須佐之男
須佐之男の旅立ち―海を司る神の物語 
神の生まれが、その性質をも左右する 
姉と弟との人間的な関係性 
二神の誓約は後出しじゃんけんだった 
須佐之男の暴走と天照の岩戸隠れ 
男性性の理不尽な暴走が破壊を呼ぶ 
窮地を脱するためにとった神の方策 
多くの神々が引き受けた数々の役どころ 
危機的状況から脱出するためには 
古事記で描かれる、神々の身体性 
神道思想の根源が眠る古事記 

第五章 神話の中の「死と再生」
死が新たな生を生む 
産霊の働き―いのちの変容 
古事記の場面設定の見事さ 
八俣遠呂智神話に隠された意味 
須佐之男と大国主、二つの男性性 
物語に彩りを添える道具の役割 
現代につながる須佐之男神話―古事記が伝えるメッセージ 

第六章 古事記出雲編
出雲を軸とした神々の姿 
大国主、五つの御名が示す「リーダーの修行」 
「日本海神族」と「太平洋神族」の統合 
出雲魂の特質―「癒し」と「復活」 
須佐之男の試練と「生命の神器」の継承 
出雲精神の甦り 
能登半島地震と、出雲魂の覚醒 

あとがき「出雲魂はよみがえる」