民主党政権下での拉致問題政策

北朝鮮による日本人拉致事件の真相に迫る! 第八部

 鳩山元総理は拉致問題については全くの無関心であったと言えます。ただ日本の外交関係を壊しまくっただけと私は思います。菅元総理は、支持率回復の為に安易にこの拉致問題を利用したと判断せざるを得ません。

三年前の秋には尖閣問題と併せ細野大臣を中共に送りこみました。細野大臣の議員会館の部屋に入管証を持つ人はロシアのエージェントと言われています。そんなところから当時官房長官の仙石氏に言われて訪中しました。皆さんご存じのとおり、尖閣も拉致問題も全くの成果はありませんでした。

しかもエクセル航空のプライベートジェットを使用してます。この数カ月後の金賢姫にもこのジェット機は使われました。遡ってその前年一月のG8の財務相会議には当時の菅財務大臣も使用していれば、鳩山元総理も御子息に会うためかモスクワまで二回も使用しています。国民の税金が無駄に使われています。

もう一方で仙石氏は前原氏を使い北朝鮮と接触しました。過去に前原氏が京都の川島織物社長と訪朝の経緯があるからです。この過去の行動は報道されていますが、この時の仙石氏の動きに合わせた事の報道は何もありませんでした。前原氏が訪朝の際偶然によど号犯人と会ったといいますが、これまで何度も言っているようによど号犯には厳しい見張りが付いており自由行動など許されません。この時はよど号犯人の帰国問題について話し合ったと言われていますが、当時は政権にいるわけでもなく民主としてのメリットもなく唯の面会程度に終わったということのようです。

仙石氏の策略は、北朝鮮に対して拉致被害者をどうしたら帰国させれるかということだけで北朝鮮と接触するので何にも成果としてはなっていません。それどころか逆に北朝鮮に舐められている結果になっています。何の報道もないのが証拠で、報道に値することも全くないからということです。

それで思いついたのが金賢姫の訪日です。私は国民がどのように判断したのか分かりませんが、当時の菅政権の支持率は上がっていないのでおそらく国民も冷めた目でみたと判断しています。大量殺人の犯罪人を日本の入国管理法の法規まで無視して、約三千万円という国民の税金を使ったこのパフォーマンスは国辱であると思います。既に大韓航空機爆破事件から20年以上も経過し、韓国の情報員と結婚した北の元スパイが何を知っているというのでしょうか。

あの「あなたのお母様はきっと生きていますよ」の何らの根拠もない無責任な言葉一言の為にわざわざ民主の人気取りの訪日は、CIAの人間に言わせれば民主党と言うのは外交能力が全くないね、の評価しかなく世界の陰での笑い物になってしまいました。南朝鮮が日本の拉致被害者の情報を必死になって集めるはずもなければ、必要も全くないのです。そんな南朝鮮にいまだに監視付きで暮らしている金賢姫が北朝鮮の現在の何かを知っているなどと言うことはあり得ないのです。

菅元総理も小泉政権の北朝鮮外交のうまみに何とか利用できないかと考えたのが、例のミスターX氏を使っての拉致被害者帰国交渉です。適当にどこからの情報とかの何にも根拠もないまま有本恵子さんの生存を匂わしておいての事でした。

常識で考えればわかることですが、既に外務省を退任した人間を北朝鮮がまともに受け入れるはずはありません。むしろこんな昔のルートしかないのかと相手にもされませんでした。ましてや直接的には何の関係もない中共の協力も得ようとしたのか中井氏が北京を訪問しています。本当に生存し帰国できるか全く不明のままただ20億円を要求され、話にも何にもならなかったと言われています。そのうち震災の陰に隠れて完全に消えてしまいました。

このように民主党がしてきた対北朝鮮政策は、再調査をするという日本と北朝鮮の合意している基本を全く無視し、帰国を要求するというやり方は北朝鮮にいいようにお金や食料の要求をされるだけになり、六ヵ国協議の再開に向けてもアメリカや南朝鮮からもただ日本の協力は欠かせないとのコメントしかなくなってしまったのです。

野田元総理は「何にも進展がないことに申し訳ない」と拉致被害者家族会に陳謝しましたが、家族会はどれだけ腹の立つ思いだったかと思います。

民主党は、進展が全くないどころか、かえって拉致被害問題を後退させてしまったのです。それを野田元総理は全く理解していないからこうした言葉になるのです。一国の総理ならその申し訳ないの言葉の後に「この内閣はこうして事件の解決に向けて動きます」の方針くらい出せなければ到底国政など任せるわけにはいきません。

◎民主党に拉致被害事件を解決することなど絶対に出来なかったのです。

最終回に続く

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