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その他の参拝の方法について(2013/08/10)

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【玉串拝礼について】
玉串を奉奠(ほうてん)する際の作法について説明します。玉串を奉奠するのは、場所に応じて立位で行なったり、坐礼で行なったりします。

玉串とはサカキの枝(寒い地方ではヒサカキ又はヒバの枝を代用)に、紙垂シデを取り付けたものです。これはこの世が常磐木の如く永遠に栄え続くこと、また紙垂は神前にお供えする品々(衣服など)を意味します。

まず、自席から祭員の前に進んで正座(立礼のときは直立。以下同じ。)して、神職から玉串を受け取ります。

1. 右手で玉串の根元の方を上から、左手で中程を下から支えて受け取り、胸の高さにやや左高になるように持ちます。
2. 神前に進み出て正座し、軽く一礼をします。玉串を時計回りに約90度回し、根元の方を手前に、先の方をやや高めにして神前に向けます。
3. 両手で根元の方を持って、祈念をこめます。
4. 右手で玉串の中ほどを下から支え、左手でさらに時計の方向に回しながら、根元を神前に向けて、左手を離して右手の下に添えます。
5. やや進んで、そのまま玉串案の上に奉奠します。
6. 次に拝礼します。

6-1.(二拝)祭神に向い、二回深くお辞儀をします。
6-2.(二拍手)胸の前に手を持っていき、手を二回打ちます。
6-3.(一拝)一回頭を下げます。

最後に軽く一礼をして自席に戻ります。

神社への参拝(2013/08/02)

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正しい神社の参拝の仕方

神社の参拝の作法は以下のようになります。
まず、礼と拝の違いについて、説明します。礼は軽い挨拶、会釈に当たります。また、拝は拝む動作で最敬礼(さいけいれい)に当たります。礼は30度程度。拝は90度です。

◎ 一般的な神社参拝の方法について
【鳥居のくぐり方】

鳥居の下をくぐる時には、参道中央は神様が通る道なので、鳥居の中央は避けてどちらかの柱に寄って、一礼します。そして、道の左側を歩く人は左足から、右側を歩く人は右足から鳥居をくぐります。

【参道の歩き方】

参道中央は神様が通る道なので、中央を避けて横を歩きます。

【手水(ちょうず)について】

一般的に神社の鳥居をくぐると、手水舎があります。

手水舎では、手や口を清めます。ここでは、一杯ですべてをやります。
右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、水をすくい、左手を洗います。
柄杓を持ち替えて右手を洗います。
もう一度柄杓を右手に持ち、左の掌に柄杓の水を溜めて、その水で口をすすぎます。
使った左手を洗います。
柄杓に水を入れて縦にしながらその水で柄杓の柄を洗います。
以上が、手水の作法です。人によっては柄杓に直接口を付けて水を口に含ませたり、柄杓の柄を洗わない人がいますがこれは間違いです。

【拝礼の際の服装】

拝礼の前に服装を整えます。冬であれば、コートやマフラーをつけたまま拝礼するのは神様に失礼なので、脱いでから拝礼します。しかし、初詣で人混みが激しければ、着たままで拝礼してもよいです。

【拝礼の際の神前の立ち方】

なるべく神前の中央には立たないようにして、一礼します。

【拝礼の際のお賽銭の納め方】

お賽銭は、「供え物」の形を変えたものです。お供え物を納めるかわりに金銭を賽銭箱に入れるので、投げ入れるのではなく、納めるように入れます。

【鈴の鳴らし方】

鈴は、晴々しい音で邪気を払い、神様を呼ぶためのものです。お賽銭を納めた次に鈴を鳴らします。

【拝礼時の二拝二拍手一拝について】

立二礼二拍手一礼ともいいます。

(二拝) 祭神に向い、二回深くお辞儀をします。
(二拍手) まずは胸の高さで掌を合わせ、右手を少し下にずらして二拍手。その後、指先をきちんと合わせて祈りを込めてから手を下ろします。……掌をずらすのは、神と人とがまだ一体になっていないということ。二度手を打つことで神を招き、その後、掌を合わせることで神と人が一体となり、祈願を込めて神の力を得るからです。
(一拝) 一回頭を下げます。

※ 神社によっては、二拝四拍手一拝や二拝八開手(四拍手を2回)二拝など特殊なところもありますが、一般の人は二拝二拍手一拝で問題ありません。
※ 出雲大社では、二拝四拍手一拝で行います。
※ 伊勢神宮では、二拝八開手(四拍手を2回)二拝で行います。

【願のかけ方】

神前で願をかける時には、はじめての時には自分の名前と住所を言ってから、神様に参拝できることを感謝しつつ願い事を伝えます。二度目以降は、自分の住所を省略しても問題ありません。二拍手目で手をあわせたまま願をかけるのが礼儀です。
【参拝時間】

参拝の時間は、初詣や夏祭りなどの特別な参拝以外では朝日が昇ってから午後3時頃までが基本です。逢魔が刻(おうまがとき)と言って夕方は幽界の時間に入ってしまうからです。