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国のために潔く-BC級戦犯の獄中日記 / 久山忍


彼らは一切抗弁せず、 国のため、未来の子孫のため 判決を受け入れた。

死刑判決1,000人に及ぶ、 いわゆるB、C級戦犯の真実を
軍人2人の獄中記を中心に解説。
多くは冤罪の可能性が高かったと言われる
全国の死刑判決者の名簿も収録。

〈目次〉
序章 「千人の刑死」―その理不尽さ
戦犯とは
忘れられた史実
戦犯裁判の本質
恐ろしい連日の首実験
戦友の悲運を悼む
大田家のこと
小野哲氏のこと
東地琢磨氏のこと
忘れないことの大切さ

第一章 流れゆく雲 大田清一大佐の日記
判決文(昭和二十一年一月六日、朝日、朝刊に掲載)
戦犯として
東條英機(陸軍大将)入所
山下大将と命運をともに
駄句、笑覧 郷愁
巣鴨刑務所へ
具体的罪状わからず
国のため、死にゆくことの何ぞ嬉しき
最後の手紙
太田清一 略歴

第二章 どうぞ安らけく 家族からの手紙
妻静子より
長女、康子より
長男、昭男より
二男、二郎より
二女、幸子より
清一より(判決後の手紙)
あれから十三年 静子(昭和三十四年の十三回忌に際し、遺稿集に寄稿した原稿より)

第三章 二十五歳の死刑囚 高射砲大隊長、小野哲大尉の日記
本章の解説(久山忍)
一 獄中の日常
二 刑の執行まで みなさんへ
三 手紙

小野哲氏の履歴(日記から転載)
資料 戦犯処刑者等名簿
著者について

昭和36年生まれ。戦記作家。硫黄島戦生き残りの海軍中尉・大曲覚氏と出会ったことを機に、作家活動をはじめる。戦場体験者の証言を記録し、証言者の原稿校正を経た後に作品を発表するという独自のスタイルで作品を発表し、特に戦争体験者から広く支持されている。主な著作として、大曲氏の証言を記録した「英雄なき島」(産経新聞出版)の他、「蒼空の航跡」「戦いいまだ終わらず」「戦艦大和 最後の証言」(産経新聞出版)、「東部ニューギニア戦線鬼哭の戦場」(光人社)「西部ニューギニア戦線極限の戦場」(潮書房光人社)など。

四六判/並製  価格1400円(税抜)